初心者にとって、バイク選びはことのほか大切です。
経験やテクニックによって乗り手の条件が大きく変わるバイクでは、特に初心者が乗るものを選ぶ場合、好きな車を選ぶのとはまるで勝手が違ってきます。
教習所で練習を重ね、試験場で合格したとしても、それは周囲に邪魔の無い特別な状況での乗車経験に過ぎません。
一般道ではたくさんの車の間で流れに乗って走らなくてはならず、特に二輪の場合は生身で車体を操る必要がありますし、時には排気ガスを浴びながら、また後続車に煽られながらの走行をも余儀なくされるでしょう。
そんな状況下で、実力の上限いっぱいのバイクを初心者が扱うことは、自分の身の安全を保障できないだけでなく、周囲への配慮をも欠くことにも繋がります。
二輪で公道を走るには、なによりきちんと乗りこなせる事が前提です。
もちろん、最終的なお目当てのバイクは人それぞれあってよいのです。
小柄でも上達してビッグマシンを扱っている人は現に沢山います。
最初は乗りやすい排気量のものからスタートし、乗りこなせるようになったらグレードをあげていけばよいのです。
要は、その時その時の自分の実力をよく把握し、バイク選びにおいても歩をわきまえることが大切です。
一方、初心者に向いたバイクを種類別に見ていけば、基本形のネイキッドや手軽なストリートタイプなどは扱いやすい部類に入りますし、車体の軽さでいけばオフロードなども意外と乗りやすいようです。
250ccぐらいの小型のツアラーも安定していて乗りよいでしょう。
いずれにしても、初めて乗るバイクを選ぶ時は、自分の経験や実力、体格などの条件をよく考え、無理のないものを選びたいですね。
少し視点を変えて、初めてのバイクの購入に中古車を選ぶという考え方もあります。
どうしても転倒などのリスクを負いやすい初心者だけに、すっかり慣れるまでの間は中古車を使うようにすれば、価格も安く、傷をつけても心理的ダメージが少なくて済むでしょう。
反面、中古車には当たり外れがあり、前に乗っていた人の使い癖が強く残っている場合も考えられますし、排気塔などあちこちいじってあるものなどは論外です。
もし中古車を求めるつもりなら、信頼の置ける店を選ぶところからスタートするとよいでしょう。